長い歴史

2011-11-29

有馬記念予想でも昔から愛されてきた名物レースが有ったり、長い歴史や格式のあるレースが数多くあります。ただ何も古いレースばかりが日本競馬の見どころではありません。東京競馬場で開催されるオークスも、割と新しいレースなのですが確実に歴史を刻んでいます。特に2010年の朝日杯フューチュリティステークス予想では、桜花賞の優勝馬であるアパパネが人気に推されたレースでした。2番手には桜花賞で4着だったショウリュウムーンでしたが、同馬はチューリップ賞でアパパネを破っています。この時、アパパネは短距離適性のある母馬から生まれていることから、牝馬の2400mという距離は不利なのではないか?という声も上がりました。そういう中で始まったオークス当日、トップを走るのはニーマルオトメ、続くのはアグネスワルツ、そして3番手にはショウリュウムーンと並んでいます。ここで1番人気推されたアパパネはレース道中13番手に甘んじています。ストレートに差し掛かって、レースも残す後半戦に突入しています。ここでアグネスワルツがトップに立つと、内側からアプリコットフィズ、外側からはサンテミリオン、そしてアパパネと後続が続いてきます。最後の最後でアパパネがトップに躍り出て、そこからサンテミリオンが負けじと差しを仕掛けてきます。レースはこの2頭の決着にもつれ込み、ゴール直前の坂を駆け上ってのフィニッシュ。結果は目で見ただけでは判別が付けられず、ジャッジは写真判定に持ち越されます。10分以上もの写真判定の末、サンテミリオンとアパパネの同着1位という中央競馬史上初のレース結果が誕生した瞬間でした。後にアパパネは秋華賞も制することで、牝馬3冠を成し遂げます。サンテミリオンの方は、阪神ジュベナイルフィリーズ予想のアクシデントから敗戦を喫しています。

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